Parallels3.0リリースされました

2015年8月7日

新しい機能として、Mac OS XとWindowsのどちらのアプリケーションでファイルを開くか決められるようにするSmartSelect、仮想マシンの状態を保存できるSnapshots、WindowsとMac OS X間のデータのやりとりのレベルを決められるSecurity Managerなどが加わりました。

またOpenGLとDirectXに対応するなど3Dグラフィックスが強化されました。(デフォルトではDirectXのサポートは無効になっていますので各バーチャルマシンの「edit」→「Virtual Machine」でConfiguration Editorを開きVideoの項目で有効にする必要があります。)

Linux用のParallels Toolも用意されMacとParallels上のLinuxとでマウスポインタがシームレスに動作できるようになりました。
しかし、私の環境ではubuntuでもCent OS5でもParallels Toolsのディスクイメージがうまくマウントされず通常の方法ではインストールできなかったため、以下の方法で強引にインストールしました。

  1. Macの/ライブラリ/Parallels/Tools/vmtools-linux.isoをダブルクリックしマウントする
  2. マウントしたParallels Toolsの中にある2つのファイルを適当な場所にコピーする
  3. Linux上のどこかに2.の2つのファイルをコピーします。
  4. Linuxのターミナルでrootになり、コピーしたディレクトリに移動し

    を実行してLinuxを再起動します。
    (ubuntuではrootにならずにsudoで実行します)

以上の手順でLinux用Parallels Toolsのインストールは完了ですが、なぜかubuntuではインストール後から頻繁にハングアップし調子が悪いです。Cent OS5は非常に快適です。