ラトックシステム製 USB3.0 RAIDケース RS-EC32-U3Rを購入しました

2015年5月23日

宝の持ち腐れ状態だったCalDigit Thunderbolt Stationを活用すべく、ラトックシステム製 USB3.0 RAIDケース RS-EC32-U3Rを購入しました。

RAIDシステムとしてはかなり優秀なものの、読み書きの速度が遅かったDroboの替りにTime Machineのバックアップ兼、データ倉庫としての活用のため、3TBの手頃な値段のハードディスクということで、内蔵するハードディスクは東芝製DT01ACA300 [3TB SATA600 7200]にしました。

接続はiMac Mid 2011—(Thunderbolt)—CalDigit Thunderbolt Station—(USB3.0)—RS-EC32-U3Rになります。
早速ベンチマークを取りました。
比較対象として、まずiMac Mid 2011の内蔵ディスクから

LaCie Little Big Disk Thunderbolt LCH-LB1TTBです。
RAID 0の割には内蔵ディスクより少し速いだけです。

RS-EC32-U3RをRAID 0で構成してみました。かなり速いです。

RS-EC32-U3RをRAID 1で構成しました。RAID 0よりは遅いですが、それでも我が家ではかなり高速なストレージです。今回はデータ置き場としての運用なのでRAID 1で活用です。

システムプロファイルを見ると、ThunderboltからUSB 3.0へ変換されるわけではなく、Thunderbolt上でUSB 3.0がネイティブに動いています。

付属のRAID監視マネージャでは、RAIDの作成、リビルド、S.M.A.R.T.情報の取得、暗号化などができますが、CalDigit Thunderbolt Station経由での接続のためか、S.M.A.R.T.情報が取得できませんでした。(できるようになっていました。追記参照)

Macがスリープすると、RS-EC32-U3Rも問題なくスリープし、復帰も今のところトラブルなくできています。

夏になるとわかりませんが、今の季節ではFANの音も全く気になりません。音は静か、速度は申し分なく、これならもう一台購入して、Droboから抜いたハードディスクにOS Xを入れて起動ディスクとして稼働することも検討していいように思えてきました。(CalDigit Thunderbolt StationのUSB 3.0経由では起動ディスクにはできないようです。)

2014年4月2日追記
ある日突然S.M.A.R.T.情報の取得ができるようになっていました。

2014年4月3日追記
CalDigit Thunderbolt StationのUSB 3.0経由では起動ディスクにはできないようです。
http://www.synergykk.com/blog/576-blog20131127cts

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