便利になったiOS 7のコントロールセンター

2015年5月23日

iOS 7のコントロールセンターではこれまで「ホームボタンの2度押し」>「最近使ったアプリの一覧を一番左へ移動」や「設定」から行っていた通信の各種設定を行うことができます。

コントロールセンターを起動するには

画面の一番下から上へスワイプします。
画像ではホーム画面で行っていますが、アプリ起動中はもちろんのこと、ロック画面からでも可能です。

コントロールセンターが表示されました。
ちなみに私の場合、操作方法が悪いのか、文字を入力している時に文字種の変更を行おうとして、地球のマークをタップしたまま上へスワイプするとコントロールセンターが一緒に出てきてしまうことが多々有ります。

1段目

一段目は左から順に「機内モード」「Wi-Fi」「Bluetooth」「おやすみモード」「画面の縦向きのロック」になります。
「機内モード」は本来、飛行機に搭乗する際にiPhoneの通信を遮断する場面で使用します。
しかし、よくある使用例としてauのiPhoneで○になり、通信速度が遅くなった時に機内モードを一度ONにして通信を一度遮断すると復旧します。

「Wi-Fi」は無線LANのON/OFFを切り替えます。外出先で電波が弱くインターネットに接続できないWi-Fi基地を捕まえてしまった時に一時的にOFFにすると便利です。

「Bluetooth」はヘッドフォンやキーボードなどBluetooth機器を接続/切断する時に使用します。

「おやすみモード」はONになっていると電話の着信やメールの通知をしないようになります。

「画面の縦向きのロック」はiPhoneを横向きにしても常時縦向きに固定します。

2段目

2段目は画面の明るさを調整します。iPhoneの液晶のバックライトがバッテリーを消費する率は高いので、バッテリーの残容量が気になってきた時は画面を一時的に暗くしておくと長持ちします。

3段目

3段目は音楽アプリの再生や音量の設定を行います。

4段目

iOS 7を搭載したデバイス同士で写真などを共有するAirDropを使用する時に使います。

5段目

5段目は設定項目というよりは小物のアプリです。

一番左はiPhoneが懐中電灯になるアプリです。暗がりの中でiPhoneのカメラアプリを起動し、ストロボを懐中電灯代わりにすることがあるかと思いますが、これをOSが標準機能で搭載しました。カメラアプリを起動し、ストロボを常時ONにする手間を考えると非常に便利です。

2番目はタイマーアプリが起動します。

3番目は電卓です。これまではロックを解除>ホーム>電卓アプリを起動という手順でしたが、コントロールセンターから一発起動になり、居酒屋での割り勘計算時に重宝します。

一番右がカメラアプリの起動です。

よく使用する設定項目がコントロールセンターへ移動し、設定の変更がこれまでより簡単になりました。皆さんもぜひコントロールセンターを活用してみて下さい。