2010年8月3日からWindows XPの起動が遅い。

2015年5月21日

2010年8月3日から職場のWindows XPの起動が異常に遅く、ログオンしてからデスクトップが現れるのに15分以上かかってしまい、仕事になりません。タスクマネージャで確認したところ、wuauclt.exeがあり得ないくらいメモリを食い、それにつられてsvchost.exeも使用メモリが増えていました。(使用メモリだけ異常に増えて、CPUの負荷は全くかかっていない)512MBしか容量がないのにタスクマネージャの「PF使用量」が800MB以上になり、時々1GB近くまでなる時も。wuauclt.exeはWindows Update関連の常駐プログラムで、svchost.exeは複数のサービスを管理しているプログラムです。(同名のウィルスもありますが、ここでは割愛)
同じ現象に悩む方が多くいるようで、様々なサイトやブログ、質問サイトに同様の書き込みがありました。
中にはWindows Update サイトで利用可能な更新を検索すると 0x80248013 エラーが表示されるの内容を実践されている方がいらっしゃいますが、確かにAutomatic Updates サービスを停止している間は良いですが、再度Automatic Updates サービスを起動させるとまたメモリの使用量が増えてしまい、全く無意味です。

不思議なのが、社内の全てのパソコンで同じ症状になるわけではなく、一部だけに起こり、他のパソコンには全く問題ないこと。
色々検証してみると、サンプルの件数が少ないため、まだ断言はできないものの、Microsoft Updateを適用しているパソコンにはこの現象が起こり、Windows Updateを適用しているパソコンは問題ないような気がしますが如何でしょうか?

いずれ、Microsoftから不具合の修正がアナウンスされると思いますし(でないと非常に困る)、それまではセキュリティ面では少々不安が残るものの、業務の効率を優先し、普段はAutomatic Updates サービスを無効にしておき、Windows UpdateやMicrosoft Updateを行う時だけ有効にすることで対処したいと思います。

2010年8月23日追記
RJさんのアドバイスにより解決できました。
解決編はこちらを御覧ください。

2010年8月25日追記
私の環境では上記の解決編を実施した翌日また戻ってしまいましたので「解決編」ではなく「解決編?」としましたのでご了承願います。

2010年9月15日追記
完全解決編を掲載しました。