Macに隠されたFireWireの秘密
以前、デンノーのタウルス Super-S Combo (MTR-DSC2)がFireWireから起動できないという記事を掲載しました。
FireWire800をFireWire400へ変換し、起動を試みても、起動できず、デンノーのサポートに連絡したところ、意外答えが返ってきました。
要約すると、「Taurus Suer Comboに搭載されているOXFORDのチップは2TBより大きいハードディスクをサポートしていますが、それを有効な状態にしているとFireWireで起動することができない。」ということでした。
また、「Taurus Super Comboをデンノーへ送り返し、2TBをサポートしない状態にすることもできる。
そうすればFireWireから問題なく起動できる。しかし2TBより大きいハードディスクを使うことができない」ということでした。
つまり
(1)2TBより大きいハードディスクを使うことができるが、FireWireから起動できない。
(2)FireWireから起動できるが、2TB以下のハードディスクしか使用することができない。
の二者択一で、初期設定は(1)になっているということでした。
そして、このFireWireの2TBの制限はデンノーのハードディスクケースやOXFORDのチップの問題ではなく、どこのメーカーのものでも同じ結果だそうです。つまり、Apple側の制限で、将来Appleがその制限を解除すれば2TBを超えたハードディスクでFireWireで起動できるようになるとのことでした。USB2.0では起動できるのに、FireWireでは不可とは非常に残念です。
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