Western Digital My Book VelociRaptor Duo 2TBを購入してOS Xの起動ディスクにしました
ラトックシステム製 USB3.0 RAIDケース RS-EC32-U3RをCalDigit Thunderbolt Station経由でiMac mid 2011の起動ディスクにしようと思ったものの、仕様上できないことに気づき、別のディスクを・・・ということでWestern Digital My Book VelociRaptor Duo 2TBを購入しました。
Western Digital My Book VelociRaptor Duo 2TBは2014年時点でSATAでは最速の10,000rpmのVelociRaptorハードディスクを2個搭載したThunderbolt接続のRAID対応ストレージシステムです。
一見アルミ製の筐体に見えますが、実際は樹脂製です。蓋をパカっと開けるとこんな状態です。赤で囲ったところをクルクル回すと中蓋が取れて中のディスクにアクセスし、交換できます。
VelociRaptorが2個間違いなく入ってました。
My Book VelociRaptor Duo は速度重視の起動ディスクとして活用するためRAID 0で運用することにします。
RAID 0では冗長性が無く、データを失うリスクも2倍になりますが、常時Time Machineでバックアップを取りながらの運用なので、何か起これば即バックアップから戻すことにし、その辺りのリスクには目を瞑ることにします。
また、Western Digital My Book VelociRaptor Duo 2TBのRAIDはハードウェアRAIDではなく、OS Xの標準の機能を使用したソフトウェアRAIDになります。
Western Digital My Book VelociRaptor Duo 2TBのRAID 0でDisk Speed Testでベンチマークを計測しました。SSDにも劣らない速度です。
比較対象として、iMac Mid 2011の内蔵ディスク。
LaCie Little Big Disk Thunderbolt LCH-LB1TTBです。
同じThunderbolt接続のソフトウェアRAID 0、2.5インチハードディスクでも1/3程度の速度しかありません。
RS-EC32-U3RのハードウェアRAID 0です。そこそこ速いですが、My Book VelociRaptor Duo 2TBには敵わないです。
読み書き時のカリカリという音は若干気になりますが、SSD並の速度で2TBというSSDではかなりの高額になる大容量を比較的安価(といってもThunderbolt製品のためけっこうな値段ですが)に実現したWestern Digital My Book VelociRaptor Duo 2TBを起動ディスクにすると、アプリケーションの起動や一時ファイルを大量に使用する様々な作業がかなり快適になりました。
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