Mac OS X 10.5でSambaを有効にし、ワークグループ名を変更する方法

2015年8月8日

Windowsとのファイル共有するSambaの設定が以前のバージョンより方法がかなり変わっています。

Sambaを有効にする

「システム環境設定」から「共有」をクリックし、「ファイル共有」を選んだ状態で「オプション」をクリックします。「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」にチェックをつけます。

ワークグループ名を変更する

「システム環境設定」から「ネットワーク」をクリックします。
「ネットワーク環境」の名前が「自動」になっているとワークグループ名が変更できないので「ネットワーク環境の編集」を選び+をクリックして、任意の名前をつけます。(無線LANのネットワーク名とは違います)

「システム環境設定」>「ネットワーク」>「詳細」>「WINS」に任意のワークグループ名を入力し「OK」をクリックします。

で/var/db/smb.conf を見るとworkgroup名がSambaを再起動することなく「WORKGROUP」から動的に任意のものに変更されました。

「システム環境設定」の「ネットワーク環境」で複数のワークグループ名を設定しておけばSambaやMacを再起動することなく、柔軟にWindowsのネットワークに接続することができます。

2008年12月15日追記
当初、ワークグループ名は変更できないと記載しましたが、にっしー様よりご指摘を受け、内容を変更いたしました。

2009年09月24日追記
Mac OS X 10.6 Snow Leopardでも同様の操作で行うことができます。