スマートフォンの歴史(2)

前回はスマートフォンの先祖としてPDAの代表3機種をご紹介しました。

スマートフォンの歴史(1)
最近よく見かける発言で「スマートフォンはタッチパネルで使いにくいから嫌。」「キーボード付きのスマートフォンは無いの?」等スマートフォン=タッ...
今回からスマートフォンのご紹介になります。
ところで、日本のフィーチャーフォン=ガラケーも広義でスマートフォンとして分類できると私は思っています。
その理由として、
  • カレンダーなどのアプリケーションがインストールされている
  • インターネットメールに標準対応していてカメラで写真や動画を撮影・送信できる
  • Webブラウザが搭載されている
  • iモードアプリなどがインストールできる
  • SymbianやLinux等スマートフォンと変わらないOSを搭載している

などがあります。

しかし
  • 開発環境やユーザーによるカスタマイズの自由度が低い
  • 使用されているOSが何か公開されていない

等の理由から、一般的なスマートフォンの範囲から外れてしまっていると考えられます。

NOKIA

Nokia E71 Smartphone
Nokia E71 Smartphone / Gauravonomics
1996年に発表されたNokia 9000 Communicatorが最初のスマートフォンと言われています。
2001年にSymbian OSを搭載した初のノキア製品Nokia 9210 Communicatorが発表され、その後2011年にWindows Phoneへ移行すると発表するまで多くの機種でSymbian OSを採用していくことになります。
Nokiaのスマートフォンは主にEseriesとNseriesに分かれており、Eseriesはビジネスに特化したモデルになっています。
Nokia N96
Nokia N96 / 3 Sverige

Nseriesはマルチメディアに特化したモデルです。私もiPhoneに乗り換えるまでは、MacとiCalやアドレス帳との同期をiSync経由でできるということで、N73、N95と続けて使ってきました。
Symbian OSのスマートフォン向けのインターフェースはS60が多く使われていますが、docomoのフィーチャーフォンでもSymbian OSとMOAPというインターフェースの組み合わせでよく使われています。docomoユーザは知らない間にスマートフォン用OSを使っているんですね。
当時、世界シェアNo.1だったノキアも日本国内では業績不振で2009年に撤退し、iPhoneやAndroidの台頭により、Symbian OSの採用をやめMicrosoftと提携しWindows Phoneへ移行するものの先行き不透明な状態です。

BlackBerry

Blackberry Bold 9700
Blackberry Bold 9700 / liewcf
カナダのリサーチ・イン・モーション社は元々キーボード付きポケベル端末を販売し、2002年には携帯電話機能を搭載したBlackBerry 5810を発表しました。
企業向けのサービスとしてBlackBerry Enterprise Serverというミドルウェアを社内に設置することにより、容易にセキュリティが高い状態で社内のネットワークにアクセスできます。
このため、ビジネスユーザを中心に普及し、2003年に登場したカラーディスプレイ搭載のBlackBerry 7700シリーズを発表。個人ユーザー向けにも販売を開始しました。

日本国内では2007年よりNTTdocomoからBlackBerry端末が発売されています。
オバマ大統領も大統領就任前から使用し、現在でもセキュリティ面を更に高めた特別なモデルを愛用しているとのことです。
NOKIA EシリーズとBlackBerryを見比べると非常に形が似ており、2000年代前半のスマートフォンといえばこの形が当たり前でした。
iPhoneやAndroid端末の台頭により、リサーチ・イン・モーション社の業績も悪くなっておりNOKIAと並んで今後の動向が注目されます。(続く)
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