FTPでのメモ書き。
Mac OS Xは内部的にはUNIX互換なのでターミナルでftpコマンドを使ってファイルの転送を行なうことが可能ですが、一度に大量のファイルを転送する時はGUIで行なった方が便利な場合があります。
WindowsではFFFTPのような非常に使い勝手のいいfreeなソフトがあるものの、Mac用にはなかなか無いのが現実です。
個人的にはFTPCに期待していますが、現在まだまだ動作が不安定です。動作の安定性を考えメインにGoLiveに付属のFTPクライアントを使っていますが、パーミッションの設定がわかり難い・・・。(GoLiveはrwxr-xr-x などの9文字の文字列で設定、私は755などの数字で覚えている )
一番の原因は私が忘れちゃうっていうのがいけないんですが・・・。そこで対比表を作っていつでも参照できるようにしました。
自分用のメモ書きなので適当に作ってもいいんですが、最近はYahoo JapanからMacユーザーの方が沢山来られているので、他の方に参考になるように少し説明を丁寧にしました。
パーミッションは、「読む」「書く」「実行」の3つの実行権と、「自分」「グループ」「他人」の3つの所有権からなり、それぞれの組み合わせから合計3×3=9とおりのパーミッションが存在します。
「読む」「書く」「実行」の3つの実行権は以下の記号と数字で表されます。
読むことができる (Readable) | r | 4 |
書くことができる (Writable) | w | 2 |
実行することができる (eXecutable) | x | 1 |
なにもできない | – | 0 |
パーミッションの3桁の数字の意味は、左からユーザー、グループ、その他になりそれぞれに指定した読み、書き、実行、の合計が属性値になります。
式:読み+書き+実行=属性値
例:4(r)+2(w)+1(x)=7
ユーザー
|
グループ
|
その他
|
読み+書き+実行=属性値 | 読み+書き+実行=属性値 | 読み+書き+実行=属性値 |
具体的には
777
|
755
|
666
|
644
|
(4+2+1)(4+2+1)(4+2+1) | (4+2+1)(4+0+1)(4+0+1) | (4+2+0)(4+2+0)(4+2+0) | (4+2+0)(4+0+0)(4+0+0) |
rwxrwxrwx | rwxr-xr-x | rw-rw-rw- | rw-r–r- |
となります。
実際のFTPクライアントの画面を見ると・・・
この場合644というのがわかります。
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