新規でインストールしたOS X 10.8 Mountain LionでWeb共有を有効にする方法

2015年6月5日

Mac OS X 10.7 Lion以前のMac OS Xからバージョンアップした場合、

https://kumadoumei.net/2012/07/os-x-108-mountain-lionweb-2/

の方法Web共有を有効にして、Apacheを動作することができます。
しかし、新規でOS X 10.8 Mountain Lionをインストールすると公開用のフォルダ、設定ファイルが存在しないため、動作しないことが判明しました。
私がメインで使っている環境はMac OS X 10.1からずっとユーザーアカウントを継続して使用しているため、気づくことが遅れてしまい申し訳ありませんでした。

Web共有の設定ファイルを作成する

<Directory "/Users/Username/Sites/">
Options Indexes MultiViews
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>

上記の内容のテキストファイルを作成し、ホームフォルダ直下に「Username.conf」の名前で保存します。UsernameはOS Xにログインする時のユーザー名になります。

設定ファイルをコピーする

$ sudo cp Username.conf /etc/apache2/users/
Password:

上記のコマンドを実行します。
パスワードの入力を促されますが、OS Xへログインする時のユーザーのパスワードになります。

公開用のフォルダを作成する

$ mkdir ~/Sites
$ touch ~/Sites/.localized

ターミナルから上記のコマンドを実行します。

Web共有の起動、停止、再起動

$ sudo apachectl {start | stop | restart}

ターミナルから上記のコマンドでApacheの起動、停止、再起動をすることができます。