故障？冬の寒い日にEWIの調子が悪いのは故障ではない可能性が高いです

2018年2月25日

冬の寒い日にEWIを吹くと、運指を変えても音が変わらなかったり、最低音がボーッと鳴り続けたりしたことはありませんか？

アナログシンセだから暖まるまでは調子が悪いのかな？なんて一瞬思ったりしますが、EWI 3020以前のガチなアナログならまだしも（といってもAKAIのアナログシンセはかなり出来が良く、電源を入れた直後から安定して動作します）EWI 4000sやEWI 5000はアナログモデリング音源、PCM音源なため、電源投入直後から安定して動作するはず。

ではなぜ動作が不安定になるのでしょう？

冬の寒い日にEWIの動作が不安定な原因

それは手の乾燥です。

EWIはタッチセンサーに指が触れ、微弱は静電気が流れることで音の高さを変えます。
手が乾燥しているとタッチセンサーに触れても静電気が流れないため、タッチセンサーに触れていない、あるいはオクターブローラに指が触れていないと感知し、正常に動作しなくなります。

対処方法

手が適度に湿るのを待つか、手にハンドクリームを塗ります。
しかし、ハンドクリームを塗りすぎるとオクターブローラにハンドクリームが詰まる可能性があるので塗りすぎないように気をつけます。