Apple Watchと過去に失敗に終わったAppleのプロダクト その1

Apple Watchの詳細および発売が発表されました。
18時間しか持たないバッテリー、最低でも4万円以上もする金額、少なくとも私は現段階では購入しません。
とはいってもiPhoneの発売当初も、絵文字の入力ができない、自由にアプリが追加できない、コピペもできないといった散々な仕様で、当時の私は「購入しない」と結論を出しましたが、徐々にそれらの機能もサポートされ、Appleの中で最も成功したプロダクトの一つになりました。
Apple Watchも今後進化し、成功するプロダクトになるといいですね。

さて、このような新製品が登場すると決まってにわかジョブズ信者が「最近のApple製品はワクワクしない」「ジョブズがいたらこんな製品は出さなかった」などと発言します。
しかし、スティーブジョブズがいてもいなくても、Appleはこれまでに失敗に終わったプロダクトをいくつも発表してきました。
その中の一部をいくつかご紹介したいと思います。
第1回目はApple創業からスティーブジョブズ復帰までです。

Lisa

1983年にAppleが製造・販売したオフィス向け16ビットパーソナルコンピュータ。当時としては先進的な機能と操作性を持っていましたが、動作が遅く、当時の日本円で233万円という価格の高さなどの理由で商業的には失敗しました。

ちなみに名前の由来はジョブズの娘の名前から。

Apple Newton

1992年スティーブジョブズ不在のAppleが発表した。世界初のPDA(携帯情報端末)です。
こちらもLisa同様、値段が高かったことと、ポケットに入らない大きさだったため売れませんでした。
しかし、PDAという概念は別会社ではありますが、Palm Pilotへ与えた影響は非常に大きいです。
スティーブジョブズApple復帰後の1998年2月27日、「経営資源をMac OSに集中する」という理由で開発は中止されました。
スティーブジョブズがAppleに復帰してからは、ジョブズ不在中のAppleが開発していたプロダクトはことごとく中止、廃止していた節があり、その一環でNewton OS及びそれに付随する製品も中止になったのではないかという気がします。

それから9年後の2007年、Newton OSからMac OS XベースのOSに変えながらも、PDAの概念を引き継いだiPhoneやiPod touchを発売し、大ヒットとなりました。

Copland

 1994年にAppleが発表した次世代Mac OSです。
しかし、実際に発売される前に計画が中止になり、鉄道でいえば南方貨物線のような「未成線」といったところでしょうか。
CoplandはWindows NTに対抗すべく、マイクロカーネル、プリエンプティブマルチタスク、メモリ保護、マルチスレッドといった現代的な技術はすべて備えたモダンOSで、さらにSystem 7との互換性も保ち、PowerPCのパワーも引き出すPower Macintosh時代のOSとなるはずでした。
しかし、開発に行き詰まり、全てのスケジュールをキャンセルし、Appleを追われたスティーブジョブズが起したNeXT社のOS、NeXTSTEPを次期Mac OSのベースとすることでNeXT社を買収、スティーブジョブズがAppleに復帰したのは1996年12月20日のことです。
そしてNeXTSTEPがMac OS X及びiOSとして脈々と受け継がれています。
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