Mac OS X 10.7 LionをVMware Fusion 4上にゲストOSとしてインストールする

2015年5月21日

iMac mid 2011の搭載メモリも10GBを超え、大量のメモリを使用するOSを仮想環境で動かすことができるようになったため、VMware Fusion 4上でMac OS X 10.7 Lionをインストールしてみました。(VMware Fusion 4 ではゲストOSとして、通常版の Mac OS X 10.7 、サーバ版ではMac OS X 10.5 Server , Mac OS X 10.6 Server , Mac OS X 10.7 Server に対応しておりますが、10.6以前のクライアント版はインストール出来ません。物理的にできてもライセンス違反になります。)

VMwareのオフィシャルサイトでもインストール方法が記載されています。

VMware Fusion 4を起動し「新規作成」をクリックします。
「新規仮想マシンの作成」の画面が表示されますのでMac App Storeでダウンロードした「Mac OS X Lion インストール.app」をその中にドラッグします。
「続ける」をクリックします。
「新規仮想マシン アシスタント」を終了します。
「ジャーン」と音はしませんが、おなじみの林檎マークの起動画面が表示されます。仮想コンピュータでMacが動く、感慨深い画面です。
リアル環境と同じようにウィザードに従ってインストールを完了させます。
VMware Fusion上のMacに4つのコアを与えました。
Mac OS Xのアクティビティモニタはコア数が5個以上になるとCPUのグラフが1つになってしまい残念な気持ちになりますが、4つのグラフが表示されなんだか偉くなった気分になります。

VMware Fusion 4では日本語キーボードなのに英語キーボードとして認識されてしまうバグがあり、これが解決すれば十分実用的な速さで操作することができます。

2012年7月29日追記
OS X 10.8 Mountain Lionも全く同じ方法で仮想コンピュータ上にインストールすることができます。