MURAMASA PC-MV1-VC3にWindows 2000をインストールする。

2015年6月11日

プリインストールされているOSはWindows XP HOMEなので「管理したい」と思う私は機能的に不満なのでWindows 2000 Professionalをインストールしてみました。
ハード的に癖のないマシンでNT系のOSの仕組みを理解している人であれば簡単にできます。
C(Windows XPがインストールされている)、D(ここにWindows 2000をインストールしたい)、E(リカバリ用の領域になっている)のドライブ構成でXPと2000のデュアルブートにすることを想定して記述していきます。

  1. CドライブのNTLDR、Ntdetect.com、bootfont.binをバックアップしておきます。(理由は、XP用のこれらのファイルが2000用に置き換わってしまうため。置き換わると2000は起動できてもXPは起動途中でハングアップしてしまいます。)
  2. Windows 2000のCDから起動して普通にインストールします。
  3. インストール完了後、バックアップしておいたNTLDR、Ntdetect.com、bootfont.binをCドライブのルートに戻してきます。(上書きします。)
  4. Windows 2000のドライバ類をインストールします。
    しかし、発売元のSHARPではWindows 2000はサポートしていないのでドライバがありません!が、XP用のドライバで問題なく動作します。
    C:¥Program Files¥SHARP¥DRIVERSにあるチップセット、LAN、ディスプレイ、モデム、サウンドのドライバをインストールしていきます。USB2.0のドライバはXPで用意されてるものを使用するため、SHARPから提供されていませんが、「デバイスマネージャー」から?マークになっている、「USBルートハブ」を選択し、右クリックから「プロパティ」を選択し、「ドライバの更新」から「Windows Update」を選択するとインストールできます。これで、デバイスマネージャーで不明なデバイスは無く、問題なくWindows 2000を使用することができます。